小児の脱肛
小児も脱肛の症状を起す事があるようです。脱肛って言うのは、肛門から粘膜だけが脱出した状態の直腸粘膜脱と、直腸や全層が脱出する完全直腸脱とがあるんです。小児の場合の脱肛は、2〜3歳に起こる事が多いようで、それも、粘膜脱である事が多いようですね。この脱肛の原因は、低栄養や便秘、それに、下痢やポリープなどがあるようです。
小児の脱肛は、排便時に力を加えた時に発生するんですが、排便が終わると元に戻るようです。脱出する腸管は、一般的に1〜2cm位が多いようですが、3〜4cm位では、元に戻すのに手が必要となります。排便が終わっても脱出が持続する事は殆どないようですが、この症状が長期間にわたると、脱出がしやすくなってくるようですので注意が必要ですね。小児の脱肛の治療では、手術をする事はあまりないようで、軽い症状の場合は便秘を矯正して、正しい排便を身に付ける事で治ってしまうようですね。
この脱肛は、出血も先ず無いようなので、排便の時に、便以外の何かが出てくるのに、親が気付かない事が多いようです。で、大抵は排便後に自然に戻ってしまうんですが、出たままになり、どうしようもなくなってしまう事もあるようです。
こんな時には、子供を寝かせ、お尻の下等に枕を入れ、肛門をう〜んと高くしてあげ、ゆっくりと深呼吸させると、肛門括約筋が反射的に緩み、自然に戻る事が多いようなのでやってみて下さい。又、オリーブオイルを付けて、手でゆっくり押しても良いようです。でも、それでも戻らない時は、絶対に無理やり押し戻そうとしない方が良いようです。直腸をハレあがらせ、その表面のあちこちに傷をつけ出血する、等の原因になってしまいますから・・・。で、こんな時は、すぐ専門医にご相談下さい。
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